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  • 2020.05.14 Thursday
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STAFF

エボラ熱にまつわる振り子

エボラ熱の感染拡大が止まりません。
西アフリカでの猛威もさることながら、欧米でも感染者が報告され、
感染地域はヒタヒタと広がっています。

”まさか日本は大丈夫だろう”と思いたい根拠のない楽観と、
”まさかこのままでは済むまい”という悲観に根ざしたモヤモヤとした不安とが、
心の中で一進一退せめぎ合うのを覚えます。

この夏のデング熱、ここ数年の新型インフルエンザ、今世紀初頭のSARSと、
幸いこの国はパンデミック(感染爆発)とそれに伴うパニックを経験せずに済んではきました。
けれども・・・・

エボラ熱を前に感じている、この楽観と悲観の”ない交ぜ”な感じ。
そう、これは30年近く前に、HIVの感染拡大の時に感じた手ざわりと、
何やらとてもよく似ているような気がしてならないのです。

21世紀に入って、HIVに関し、世界では新規感染者・死者数とも減少傾向となっています。
ところが日本では新規感染者・死者数とも横ばい、ないしは増加となっていて
歯止めがかかっておらず、残念な逆転現象となっています。

エボラ熱とHIVでは感染経路も発症の形態も全く異なるのですから、
両者を同列に論じること自体に無理があるのかもしれません。
とはいえ、パンデミックと社会的なパニックの恐れ、という角度から見たときに、
”どっこい大丈夫”という自信はとうてい望めないような暮らししかできていないのが、
私たち多くの赤裸々な姿ではないのか・・・・

大震災をきっかけに、経済・経営の分野では、BCP(事業継続計画)という
危機管理の一手法が静かな注目を集めている、と聞くのですが、
「私たちの一見平穏に見える日常は、本当に大丈夫なんだろうか」と
しっかり問うてみたいと思います。
「難しいことは考えても仕方がねぇヨ、世の中なるようにしかならねぇんだから」と
軽〜く開き直りたい衝動もまた強〜く感じ取りながら。

マルナカ 横浜
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  • 2014.10.21 Tuesday
  • 10:14

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