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  • 2020.05.14 Thursday
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STAFF

"経済成長"を問い直す

7〜9月期のGDP改定値が発表になりました。
年率換算で、1.9%減、景気回復の遅れが鮮明になった、と報じられています。

何年か前に『デフレの正体』(藻谷浩介・角川oneテーマ21新書)が話題になった時に読んだのですが、”少子高齢化で消費活動の中心になる子育て世代が少なくなるので、実体経済の規模が小さくなり、デフレになるのは必然だ”という主張でした。

「デフレ脱却」を金看板に、アベノミクスの3本の矢が放たれてきたのですが、その矢が射貫いた的が今回のGDPの減少だったとしたら、何とも皮肉な話しです。

高度経済成長の終わりから40年、バブルの崩壊から20年あまり。
かつてのような右肩上がりのイケイケモードの”経済成長”なんて、今日び誰も本気にしていないと思います。

21世紀の成熟社会にふさわしい”経済成長”とは、安定した雇用があって、平凡だが毎日まじめに働いて、衣食住、子育て、病気やケガ、老後などの不安のない暮らしを実現できる、派手さはないが穏やかで持続可能な”経済成長”のことを指すのではないか。
ふと、そんなことを考えました。

JUGEMテーマ:日記・一般
  • 2014.12.08 Monday
  • 15:46

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