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  • 2020.05.14 Thursday
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STAFF

遠い世界のカネのことだが

FIFAの賄賂事件が騒ぎになっている。
何でもアメリカの司法当局が関係者14人の起訴について「これは取り組みの端緒に過ぎない」と息巻いているらしいから、当分は新事実の暴露が相次ぎ、マスコミを賑わすことになるだろう。

「素人の世界のスポーツマンシップは大切にしたい」とは考えるものの、「プロレベルのスポーツの世界は全くの別物で、カネとクスリ(ドーピング)と八百長は骨がらみの宿痾みたいなものだろう」と思っている。
だから今回の事件を知っても「事実関係の徹底的な洗い出しと関係者の責任追及、再発防止に向けたFIFAの構造改革は必須だ」とは考えるけれども、腹が立つというようなことはなく、「そのうちまた別の手口で、同じような事件は繰り返し起こる」という予感もまた禁じ得ない。

”もっと強く”、”もっと速く”、”もっと高く”、”もっと遠く”、そして”もっと美しく”という欲望は、余りにも人間的であるが故に、
片方に”スポーツマンシップ”という理想の重り、そしてもう片方には”カネとクスリと八百長”という誘惑の重りのついた竿を持って綱渡りをしているようなものだと例えられないだろうか。

選手(や関係者)としてのレベルが上がっていけば、誘惑の重りは等比級数的に増大する。
それに釣り合うスポーツマンシップの理想を保ち掲げ続けることの何と難しいことか。

今回のような事件の教訓の一つは「スポーツの世界にも汚い話しはたくさんある。だから軽々しくその世界を美化したり、そこに一体化したりしないこと」ということになるかもしれない。
サッカーにまつわって、最近、選手やサポーターの人種差別的でイヤなニュースをいくつも聞いていたので、そんな風なことを考えた。

JUGEMテーマ:日記・一般
  • 2015.05.28 Thursday
  • 17:27

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